忍者ブログ

中国から帰ってきた人のブログ。

中国から帰国した後の生活をつづるブログ。読書、映画、音楽、日々のできごと等々記録していきます。
[3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



30歳の誕生日、日曜日の振り替え休日を取って、豊島に行くことにした。
一人で家にいても仕方ないし、それに何もせずにぼーっとできるところにいきたいと思ったからだ。
昔、独身OLの先輩が「ハワイに行くのが好き。何もせずにボーッとしに行く。」と言っていたのを思い出す。なんちゃってハワイリゾートを求めて、高松港から出港した。




今日からしばらく雨が続くらしい。
午後からの天気予報が40%の降雨率を伝えていたわりには、雲の間から日が差し込み、手元を照らす。豊島行きの小さな高速艇は、月曜日の朝にもかかわらず満席だ。後ろの席からは韓国語、広東語が聞こえてくる。入り口付近では、欧米人の家族が、揺れる船内に持っていかれないよう大きなスーツケースを抱えている。
たった35分の船旅なのに、見回すとみんな目をつぶって俯いている。この人たちがはるばる旅をしてたどり着く豊島に、思い立って行ける距離に住んでいるのはラッキーだなと思う。

フェリーの窓は低く、海のすぐ上を滑るように船は進む。氷を削るように白い波が泡立ち、日差しを受けてきらきら光る。なんていい日なんだろう。本当なら憂鬱なはずの月曜日の午前中であることが嘘みたいだ。幸せだなぁ。これが永遠に続けばいいのに、と思う。





豊島美術館

水の流れと同時に、人の流れを見る場所だなと思う。
小さな穴から生まれた水が、大きな水溜まりに返っていく。
この作品を舞台に例えるなら、観客は登場人物ともいえる。小さな入口から登場する観客たちが、その様子を思い思いに見つめている。入場してから美術館の様子に驚き立ち止まり、地べたに座って様子を眺め、そしてまた同じ出口へ消えていく。
目の前を通りすぎていく観客。わたしも同じ、誰かの前を通りすぎていく、この美術館を登場人物なのだ…。

休みの日の美術館は人をポエマーにする。

ここまで打って「館内はスマホの利用禁止です」と止められ、我に返る。
その後手持ちぶさたな状態で、ずんやりと地面に寝そべり、しばしの午睡を楽しんだ。





いちじくのシェイクと、お素麺

美術館を出て思った。
少し気ままに物を買いすぎた。
手元には、豊島美術館オリジナル製図シャープペン。筆記用具もノートも持っておらず、スマホへのメモも禁じられた私は、ミュージアムショップで衝動的にあまり安くはないこれを買ってしまった。

空腹をかかえて辺りを見渡すと、色とりどりの旗が見えた。見晴らしのいい丘の上に食堂があるようだ。





お素麺定食、500円。
ネギは庭でとって自分で切るスタイル。
新鮮なネギたっぷりのお素麺、腰が強くて香川県民好みである。一緒についてきた炊き込みご飯も、甘辛くて美味しい。
デザートにはいちじくのシェイク(500円)。
お話好きな店主より、昨年から冷凍保存した300L冷蔵庫一杯のいちじくが、今年の瀬戸芸(春期間)でほぼ売り切れだとか。瀬戸芸効果恐るべし。





電動自転車に乗って港にたどり着くと、もう帰りの船まで20分そこそこだった。チケットを買って時計を見ると残りは8分。なにかお土産を、と売店に入り、商品棚の真ん中に置かれているレモンカード(ジャムみたいなもの)とレモンケーキを購入した。


一段落して手元を見ると、レモンカード、小豆島産だ!豊島産じゃない!
豊島のイチゴジャムと迷ったのに。友達へのプレゼントに、豊島産のものを送ろうと思ったのに。小豆島産を目につくところに置くなよー、と文句をぶちぶち垂れながら、波に揺れる船のなかで眠りに落ちていったのだった。

そんな一日。


◆◆お小遣い帳◆◆

・高松~豊島 高速艇 1330円×往復
・電動自転車レンタル 1300円 1日
・豊島美術館入場料 1550円
・豊島美術館オリジナルペン、替芯 780円
・そうめんセット 500円
・いちぢくミルクシェイク(希少糖入)500円
・高松駐車場代 500円

豊島、意外に交通費がかかる


おまけ↓
島にいた猫



手を振ると、なぜかこの顔に

PR
まったく、自分のもやもやした気持ちの取り扱いに困っている。

何かの歌にあったなぁ。
「あのとき、ああすればもっと~」

ただただ、そんな感じで失敗やら叱責?やら冷たい目線やらが浮かんでは消えていく。

この自分の取り扱いが、仕事より何よりやっかいだ。

『不安』を感じる脳の部位が大きい人がいるらしい。ふつうの人と比べて、日常でストレスを感じやすいんだとか。それかもしれんなぁ、私。とか思うわ。

そしてそして、結婚の話。。
5年付き合った彼氏に、結婚を迫るけれども、向こうはあまりその気がないようで。
そんなわたしは今年で三十路の大台に。
いっそ、こっちから逆プロポーズもありかなぁ?と画策中。
人がなかなか結婚できない話は、高みの見物だったんだなぁと、今さらになって思う。
自分の立場になると異常な焦りが。。
ただでさえ、田舎でこの年で一人って目立つのにさー。もう嫌だ。
そういうプレッシャーから逃れたいのか、彼と結婚したいのかもよくわからなくなってくる。
そんなメンタルボロボロで、仕事できんのか、私。とりあえず寝ます。
車のなかで久しぶりに泣いたな~
今日は職場で2回泣いた。

でも、どっちも、優しさにふれて。
悔しくてとか、悲しくてじゃなくて、
張つめてたところに、誰かに優しくされると、その糸が切れたようにポロローンと涙が出る。そういう涙だった。

前、ショップで販売していた時とは違うな。
自分のミスを先輩に詰められて。とか、お客さんから吐き捨てられた言葉に、とか。
そういうので、無力さと自分を責める辛さとで、帰り道は泣いていた思い出しかないや。

いやもうね、自分を責めるばかりでは駄目だってことに、東京で気づいたの。
自分で自分を呪うと、その鎖でがんじがらめになるのは自分だから。
それより、「今日頑張ったよ、自分。よくやったよ。」と、第三の視点から自分の頭をよしよししてあげること。まず、今日一日の働きにお疲れさまって言ってあげることを、一番始めにやろうと思って。

だからね、最近はあんまり辛くないんですよ、仕事。

でも、今日は久しぶりにキたな~。
お疲れ、自分。よくあの無茶ぶりのなかで仕事をこなしたわ。
復習は、週末ゆっくりやろうぜ。
なんか好きな飲み物でも買って帰ろうか。
今日は休んで、もう寝よう。
仕事、始まって約1ヶ月…
しんどいなぁ~!!!

仕事自身のプレッシャーや責任感、そして人間関係に気を使い…。

そもそも、復習とか勉強とかやるやる言ってたけど、全然できてなくて。
できるような時間配分をしていない自分を責めて、また苦しくなり気味…。
わたしって、本当に自分を責める思考の癖がついているのかなぁ。どの職場でもそうだったもんなぁ。

→時間配分をしよう、作ろう!
→思考の癖はまた別の話。今できることを淡々とやっていこう~。


ブログ、最近離れていましたが、また愚痴の吐き出し場&思考整理の場として使っていこうかと思います。
よろしくお願いします~。
「人間、人のことを問題にすると、心の平和を失う。」(『生かされてある日々』三浦綾子)

文庫の手を止めてはっとした。

働きはじめて3週間、医者や看護師との人間関係、気を付けないといけない人等々、心の疲弊する日々。極めつけの、週末の気を使う飲み会、疲れた…。
帰り道の後味の悪い気持ちをもて余していたところに、この一文を見つけた。

あまり、気にしない方がよい。
自分のために時間を使おうと思う。

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[12/03 青やぎ]
[07/07 青やぎ]
[06/12 青やぎ]
[05/24 青やぎ]
[04/30 青やぎ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
jukko
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者ブログ [PR]

Template by decoboko.jp