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中国から帰ってきた人のブログ。

中国から帰国した後の生活をつづるブログ。読書、映画、音楽、日々のできごと等々記録していきます。
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先日、本屋で見かけて気になっている。




「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義


病院研修を終えて、いろんな患者さんから話を聞いた。

脳卒中の方が主になるのだが…


昨日まで動いていた手が動かない。
昨日まで歩けていたのに目が覚めたら歩けなくなっている。

話せなくなった人もいる。
意識すら朦朧としている人もいる。

脳卒中や病気の前では、年齢も、性別も、それまでどんな人生を歩んできたかだって関係ない。
明日、私がそうなってもおかしくない。
絶妙なバランスで生かしてもらっている今のことを本とうにありがたく感じた。

同時に、浮かんだ疑問。

死んでしまったら、どんな人もそこで終わり。
有名人が偉業を成して教科書に載ろうが、後世の人に語り継がれようが、社会のはしっこで死んでいこうが、死んだらそこまで、ということ。
意識もない。死んだあとの世の中については、考えることもできない。

そう思うとぞっとする。
同時に。どうせ死ぬなら、好きなことを好きなようにやる方が得じゃないか。
奇抜な格好をしたって、誰を好きと言ったって、思うようにやった方が満足に死ねるんじゃないか。
死を意識して生きることは、人生を輝かせるんじゃないか。


そんなことを考えていて、この本に会った。
死後の世界や、意識や、そういうあやふやな事について書いてあるのではないようだ。
『死』をどう意識して、考えるべきか、という哲学的な本のようだ。

今後、『死』により近い、病院という場所で働くにあたっても、参考になりそう。
就職までに読みたいなぁ…と思う。
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