中国から帰ってきた人のブログ。
中国から帰国した後の生活をつづるブログ。読書、映画、音楽、日々のできごと等々記録していきます。
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研修先の病院に来ている、他職種の女の子。
症例報告書の準備をしているため、ここ数日睡眠時間が足りずふらふららしい。
発表に間に合わせるため、今日も残っている後ろ姿が見えた。
「お疲れさま」と声をかけて、チョコレートを渡した。自分で食べようと思っていたやつだけど。
こういうシチュエーションでいつも思い出すのは、大学時代の先輩である。
某ボランティアサークルに所属していたわたし。
誰もいないセンターに残って一人きり、終わらない報告書だかの作成をしていたときである。とある先輩が、「お疲れ」という言葉と共にブラックサンダーを差し入れしてくれた。
それがすごく嬉しくて、元気が出て、なのでわたしも次に誰かにやってあげようと思った。
その後機会があるとブラックサンダーを差し入れしている。
先輩の卒業後は一度も関わることもなく、先輩がわたしのことを覚えているかも微妙だけれど、あのブラックサンダーのことだけは、そのあとも何度も思い出すのだ。(※女性の先輩です。)
こういう風に、日常のふとした動作ややり取りのなかに、今まで出会って来た人たちのささやかな影響があって、それに関連してその人たちのことを思い出すことがある。
上記のサークル内で、切羽詰まった状況になったとき。「大丈夫、なるようになる」と言った先輩が、そのあとに「なるようにしかならないけどね」といってニヤリと笑った怖い笑顔も。
症例報告書の作成を続ける彼女の背中に手を振って、そんなことも同時に思い出したのだった。
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