中国から帰ってきた人のブログ。
中国から帰国した後の生活をつづるブログ。読書、映画、音楽、日々のできごと等々記録していきます。
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親知らずを抜いた。
さっき抜いてきた。
備忘録。
先週火曜辺りから左上の歯が全体的に痛み始め、金曜日に救急歯科センターへ行った。
左上の親知らずに大きな穴が開いており、そこが虫歯になっていると言うこと。
その他の歯に異常が見られず、それで痛むということは、神経まで達しているかもしれない。
応急処置でセメントを詰めてもらう。
その帰り道、半泣きで月曜日に歯医者を予約。
月曜日、病院帰り21時近く。
歯医者で、口を開くと「今から抜きますか?」と…。
いやいや、明日もあるし今から抜けるわけない!
予約を土曜日に変更する。
で、今日。
11時に歯医者を予約。
行って口を開く。
まず麻酔を2ヶ所ほど。
「ちくっとしますよ~」
まずここで痛い。
ズボンをグッとつかんで、心のなかで(おとうさん、おかあさ~ん)と叫ぶ。
5分ほど経つと、左上周辺、舌で触っても感触がなくなってきたような、気がする…。
歯医者さん、やってくる。
「じゃあ、お口開いて」
銀色の、ぎらぎらした棒を持っている。
(麻酔が効いてるかとかの確認はないの!?)と心のなかでつっこむ。
そのまま、歯医者さんの指が口に突っ込まれる。
下唇がぐっと引っ張られる。
なにかやってる、わたしの左上の奥歯の辺りで。
カチカチ、コツコツと音が聞こえ、
そして『メリメリ』っと…
脳髄に響くような音が、左側から聞こえる…
(おとうさん、おかあさん、(彼氏の名前))
を心のなかで唱えながら、
隣にいる歯科衛生士さん、手を握っておいてほしいと猛烈に願う。
「ん~っ、ん~っ!」
声にならない叫びをもらし、「ちょっと引っ張るよ」という声がかかり、一旦休憩。
そして、再び…。
『メリッ…。』
「はい、いいですよ」
椅子を起こされる…
呆然自失。
「これが抜けた親知らずですね」
先生の説明に、慌てて眼鏡をかけて見ると、コロンと親指大の歯があった。
根本に生々しい赤い肉がついている。
「根はあんまり深くなかったんだけど、三股に別れて成長してたから、そこを取るので少しメリメリって言ったかもね~」
声も出ず頷く。
とりあえず、歯は記念に持って帰らせてもらうことに。
あまりに呆然とするわたしに、歯科衛生士さんが声をかけてくれたけど、それも覚えていない。
御代は、3,490円。
所要時間は30分。
『メリメリ』が頭から離れない。
もう二度と抜きたくないなぁ…。
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