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中国から帰ってきた人のブログ。

中国から帰国した後の生活をつづるブログ。読書、映画、音楽、日々のできごと等々記録していきます。
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職場の人間関係が見えない。


なぜそう思ったかというと、上司に対する見方が人それぞれ違ったから。


 


うちの上司は女性。30代前半。


女だてら、バリバリ仕事して数字を稼いで上層部の信頼も厚い。


私は2年ほど、ずっとこの上司についている。


私から見た上司は、びしびし厳しく数字の管理をしている人。忙しそう。


判断が素早い。無駄なことはしない。あくまで数字、結果、利益に対して有益なこと優先。


 


半年ほど前に、他店から移動してきた人がいる。


10年近くキャリアのある女性スタッフ。


仕事は迅速・正確。思ったことは周囲にとにかく話す。私生活重視。無駄な残業は嫌い。


その人が言う。


「今の上司のやり方は私に合わない。


数字が取れる人が重用されている。


仕事内容の丁寧さ、正確さは重視されていない。


所詮営業、多少嘘ついてでも美味いことを言って成績稼げるのが重視される。」


 


今の上司のやり方。


店の方針は一部の営業実績のいいスタッフと話し合う。


その他のスタッフにも仕事はふるが、あくまで「担当」の範囲内。


どこの職場もそういうものかもしれない。全体で話しても意見がまとまらないから、今のやり方なのかもしれない。


 


しかし、私はこの話を聞いて「店舗内のそこここで感じていた疎外感は他の人も感じていたのか。」とは思った。


店舗方針が一部のスタッフで話し合われているのは今に始まったことではないが、どうせ実績芳しくない私だし、別にいいやと気にはしていなかった。


ただ、最近言われているのは「一部の営業実績のいいスタッフだけを評価するよう上司が傾きすぎているのではないか」ということ。


その気はあるように思う。成績のいいスタッフは上司の「お気に入り」であることは目に見えて分かる。


 


また別の男性スタッフの語る上司。


「上層部への伝え方がうまい」←なんかよく分からんがとりあえず褒めていた。


「今後上司が替わるなら俺も部署を変わりたい。下手にやってきたぼんくらの下につきたくない。」←とりあえず褒めているらしい。


 


一部では貶す人もいる。


一部では褒める人もいる。


 


人の意見は人によって違う。立場も違う。


でも、人の率直な意見を聞いて怖くなった。


相手が何を考えているのか分からない中で自分の立ち位置をしっかり持つのが怖い。


笑顔でいる裏でこんなこと考えとるんか、っていうのが怖い。


 


スクールカーストの上よりちょっと下、頂点の取り巻き位が、世渡りが上手いらしい。


複雑な人間関係の中で、能力に秀でている訳ではないけれど上層部にいられる分の…力の均衡の見分け方とか、立ち位置の取り方のうまさとか。


中学ではカーストの下、高校はカーストなどない平和さであった為、いかんせん私に人間関係をうまく見る能力はほぼない。


集団の中では何も考えずのほほんとしていれば、誰かがまとめてくれる。誰かについていけばいい。私に集団を引っ張る能力はない。


 


明日からどうしたらいいんだろう。


何が起こっても、どうせ私は蚊帳の外。それくらいは分かる。


それが分かる上に、自尊心も高めだから、中国語を頑張るのかもしれない。


集団の中で一番になれないなら、ナンバーワンになれないならオンリーワンになるしかないと。


でもそれは、集団行動からの逃げなのでは?


逃げるべきか、踏みとどまるべきか、今考え中である。

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