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中国から帰ってきた人のブログ。

中国から帰国した後の生活をつづるブログ。読書、映画、音楽、日々のできごと等々記録していきます。
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もうこれで気ままな大学生活も終わりかと思うとさびしくってさびしくって。

先週の火曜日に中国から帰ってきて、一週間が過ぎようとしている。
学校を三週間近く休んでしまったので、今現在の急務は授業を休まず一生懸命出ること、それだけ。


毎日ほとんど一人で過ごしている。
それでも時々友達とスカイプしたり電話したりしているので、特にさびしいという気持ちはなし。
ただ、学校で一人だし家でも一人だと声を出すきっかけがない。
レジでお金を払うときに、ふと「ありがとうございます」と言おうとして、喉の奥のほうで声が詰まってしまうのには困る。


一人だけれど全然さびしくない。
低回生の時はきっと、孤独死してしまいそうなくらい一人の自分がみっともなくて嫌いだったけど、今はとっても気楽だ。
主要な友達は皆卒業してしまったので、大手を振るって一人でいれるからだろうか。
友達とわーわー言うのに疲れてしまったからだろうか。
近くにはいないけれど仲のいい友達がもうすでにいて、そこからくる安心感からだろうか。


昨日、自転車で久しぶりに夜7時の街を走った。
最近の私といえば7時にはもうすっかり家にこもっているか、大学の図書館が閉館する10時まで発表の準備に追われているかで、この時間帯に外に出ることはめったになかったのだ。
7時の街はにぎやかだった。
道路には帰宅する人達があふれているし、飲食店が人でにぎわう時間帯だ。
玄関をくぐって家族の待つ家へ帰る人の姿を見て、ふとさびしさを感じた。
夜の10時には住宅街に人影なんて見えなくて、ばか騒ぎする学生を横目で見ながら帰宅の途に就くのが常だったのに。


最近、読書というビッグウェーブが来ている。
とにかくはまったらそれしかしないという極端な性格なので、寝食忘れて読書に励んでいる・・・とまでは言いすぎだけれど、とにかく暇があれば本を読んでいる。
留学に行く前なんて、本棚に漫画か好きな人の本を数冊並べて満足しているだけだったのに。
「そのへんのファーストフードでハンバーガーを食べてから、私はまた漫画喫茶に向かった。特に漫画が好きというわけではないのだけれど、無職で無目的になったとたん、私は普通の本が読めなくなってしまったのだ。」(山本文緒 プラナリア)
来年から社会人で、本を読む暇もないだろうし、こんな大学生の気楽な時間は今後の人生であるかどうか分からない・・・というちょっとしたおどされるような感じがするけど、どうせ今は何をしても文句を言われないのだから、読みたいという欲望に任せて105円コーナーの文庫本を漁っていこうと思う。

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