中国から帰ってきた人のブログ。
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日本人側三名、中国人側三名でちょうどいい感じ。
中国人側は皆男子で、やはり台湾男子とは違って外見は素朴な感じである・・・。
私は自分が地味なことも手伝って、派手目な人よりもちょっと大人しめな人と話すほうが気が楽である。
やはり大陸に留学しといて良かった。
女の子がすっぴんでも文句言われないし、服とか適当でも誰も気にしないし。
さて、最近相互学習の必要性を感じる。
先日の中国訪問で、中国語レベルの退化をまじまじと感じさせられたものの、これが一人でなんとかなるとは思ってはいない。
中国語教師一人対日本人学生複数の中国語サロンでは、やはり無理がある。
中国の友達とスカイプするにしてもなかなか定期的に連絡はできないし、してない。
勉強だけでなくて、日々のおしゃべりとか相談とかもできるような、
ただの「相互学習の相手」ではなく「友達」になれるような、
そんな留学生と知り合いになりたいのだ。
まあそれは最終目標であって、とにかく相互学習の相手を探したいと考えていた。
ちなみに、相互学習の相手を探す時のポイント。
一つ目、暇であること。
日本語を勉強したいといっても、相手が授業やバイトで勉強する暇を作れないのでは意味がない。
おそらく、だんだん連絡するのが面倒になって疎遠になるのがオチだろう。
問題なのは、中国人留学生の場合バイトに時間を費やす人が多いことだ…。
二つ目、中国語のレベル。
これはどの程度であっても構わないのだが、やはり一番ありがたいのは相手が勉強し始めたばかりの人であるということ。
使える語彙の少なさから、こちらが中国語を使わざるを得ない状況、というのが一番勉強になる。
日本語が上手すぎると、ついつい日本語で会話して楽してしまいがちである・・・(私の場合・・・)。
性格が合うかどうか。
これはぶっちゃけ人それぞれだ。
言及していうなら、自分と相手のまじめさがバランス取れているかどうか。
私は以前、自分から相互学習をやろうと誘っておきながら、相手が非常にまじめに準備をしてくるので面倒になってばっくれた経験がある。最悪である。
逆に、話半分、勉強半分でだらだらおしゃべりをしていた人とは、先日の中国再訪でもわざわざ会う機会を作って食事に行った。
あくまで私の場合だが、肩肘張りすぎない方が関係は続くのかもしれない。(ちょっとした自己分析ができた。)
で、今日の三人。
三人とも9月に日本に来たばかりで、日本語学習歴は1~2年と浅い(きっと年下)。
授業は一日1~2コマの日本語のものばかり。バイトをやっている訳でもなく、時間はありそうだ。
性格がどうかは分からないものの、私はこれはチャンスだと思った。
しかしfacebookのページを知らせあったくらいで、50分ぽっちのお昼休みはあっという間に終わってしまった。
3限の授業で、2003年の古臭いビデオを見ながら私は考えた。(現代の世界経済という授業名に似つかわしくない内容であった)
あの3人とどうにか仲良くなって、中国語で話したい!
むしろ明日にでももう一度会って…!
どうにか3人との再会計画を企てる私の背を、「ビジネスは早ければ早いほどいいのですよ。その一瞬がチャンスなのです。」という、ビデオの声がぐっと押した。
それから頭を悩ませたのは、どうやって相互学習を進めるか、についてである。
前回の相互学習失敗の原因、それは準備に時間をかけすぎたことである。
前回は韓国人の素敵なおじさまに教えてもらった方法を使った。
まず一つのテーマを決め、それについて日本語だけ、中国語だけと時間を決めて討論する、といったものだ。
たった一回で終わってしまった相互学習のテーマは、ある中国のドラマ。
相手の中国人が好きというドラマを私は見たことがなかったが、まずは同じものを見て感想を述べあおうということになった。
私は生真面目にもドラマのセリフを一字一句聞き逃すまいと、1時間のドラマを何度も止めつ戻しつ3時間かけて見た。
それだけで疲れてしまって、中国語での感想文を適当に終わらせ、相互学習当日に非常に恥ずかしい思いをしたのだ。
相手がノートにしっかりと書いてきた日本語の感想文に、である。
相互学習が終わって、これから毎回この苦労をしなければならないのか…、その上中国人の子が作った文章に少しは対抗できるようなものを作らなければならない、
そう思うと途端に面倒になってしまい、次回の約束をするともなく連絡を途絶えさせてしまったのだった。
今回再度相互学習をするにあたって。
方法は、前回のやり方でいいと思う。
ただし、失敗をふまえて内容はもう少し肩肘ならないものにすべきだ。
その後の継続にも関わる、第一回目の内容はどうするべきか…。
そこで、私はひらめいた。
まずは50分で話しきれなかった「自己紹介」をしようと。
これなら特別な準備はいらないし、いかに日本語初級の彼らでもハードルは低いだろう。
そう決めてから、facebookでメッセージを送る。
なんと、留学生3人は都合よく明日に時間がとれるというのだ。
願ったりかなったりの状況である。
彼らを紹介してくれた日本人の友人も来てくれることになった。
明日、充実した相互学習ができるよう、期待半分不安半分…だ。
留学終えてしまいました。
そのテーマを決めての会話、周りでもやってた友達いました。
準備に時間もかかってましたが、
その友達の成長は早かったし、
向こうの文化についていろいろな範囲で知ってました。
このやり方自体良いと思います。
あとは、相手が自分に上手く合えばいいですね。
なんだかんだで相手が合うかが一番大事な気がします。
高いモチベーションでやれてれば苦労も感じませんし。
>このやり方自体良いと思います。
こう言ってもらえるとほっとします。
やっぱ準備に時間をかけないと、面白くならないですよねえ・・・。
三人とも気さくかつ真面目な感じだったので、なんとかなりそうです。
今回の雰囲気を見て、一対一でやるよりも、数人を巻き込んでやるのもいい方法かもと思います。